「こども計画」策定へ ヤングケアラー支援など課題とニーズ捉え 上越市子ども・子育て会議
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上越市子ども・子育て会議は22日、同市新光町1の上越文化会館で本年度3回目の会議を開き、「こども計画」の策定などを審議した。
同市は昨年12月に閣議決定された「こども大綱」を踏まえ、令和7年度から「こども計画」を策定する。これまでの「子ども・子育て支援総合計画(同6年度終了)」と「第2期子どもの権利基本計画」を一体化する。
社会問題になっている、家族の介護や世話を担う18歳未満の「ヤングケアラー」支援、自然・文化・社会的な体験格差解消などの課題やニーズを捉え、「全てのこども・子育てに関わる人が自分らしく暮らすことができる社会づくり」に取り組む。
今後は同会議において計画内容を審議。計画に当事者の意見を反映させるため、高校、大学、専門学校、子育て世代や子育て支援団体などとの意見交換を行うとした。
同日はこのほか、昨年11~12月、児童・生徒や保護者を対象に実施した「生活実態アンケート調査」の新規設問結果について市が報告。アンケート全体の結果は3月下旬、市ホームページに掲載する予定とした。