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〈とことこお店めぐり〉アトリエ・やま 偶数月10日間、展示会場に

ひな祭りなど季節をテーマに地元作家の作品が並ぶ店内1階
アトリエ・やまの外観

 板倉区米増のアトリエ・やまは年間6回、各10日間ずつオープンしている。2階はさまざまな展示会の会場となるギャラリー、1階は地元の作家による作品が展示されている。

 スタートは平成元(1989)年。オーナーの山本正男さんが七宝を作るアトリエとして同じ米増地内に開設し、画家の個展などを実施するようになった。20年ほど前に新幹線建設に伴って現在の場所に移転した。

 展示会は偶数月に金曜日から翌々週の日曜日にかけて10日間実施。織りや染めの衣類を扱うことが多く、2月の亀田縞(かめだしま、新潟市江南区)、4月の久留米絣(くるめがすり、福岡県久留米市)などが定番として人気を集めている。現在は25日まで亀田縞展が行われている。

 1階は山本さんの娘の山下彩さんがセレクトした作家の作品が並ぶ。出品は15組ほどで、バッグやアクセサリー、陶芸など幅広い作品を見ることができる。今回のひな祭りなど、季節に合わせてテーマを設けている。展示期間が終わると作品を全て作家に返し、山本さんのアトリエとなる。

 山下さんは「友達の輪のように出品作家が広がっている。一点物なのでお早めに」と話している。



・板倉区米増61―2

・午前10時から午後5時まで

・偶数月に10日間開店

・電0255・78・3280

・駐車場4台

アトリエ・やまの外観

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