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打ち立てに舌鼓 春のそば打ち体験 地元産そば粉で 名立区花立温泉ろばた館

地元産のそば粉を生かした「名立深雪そば」を作った

 名立区西蒲生田の花立温泉ろばた館で18日、「春のそば打ち体験」が開かれ、区内外から約30人が参加した。

 上越市が主催する同館の恒例行事。同区大菅でそば作りなどを行う「深雪加工グループ」(冨永美代子代表)の協力を得て毎年行っている。

 参加者はグループメンバーの指導で地元産のそば粉を練り、棒で平たく延ばし、包丁で切り分け。仕上がったそばを山菜と一緒に味わった。

 市内から参加した高橋友里恵さん(36)は「丁寧に教えてもらえ、スムーズにできた」、娘の瑞希ちゃん(5)は「(生地を)延ばすのが楽しかった」と感想を話した。

 冨永代表(83)は「毎年参加してくれる人もいる。自分でそばを作って食べるおいしさを伝えられたらうれしい」と話した。