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喜び、感謝かみしめ走る 大阪マラソン2024に矢島久樹さん(42、能生陸上クラブ)が出場 糸魚川市で激励会

左から鶴本教育長、矢島さん、清水会長

 大阪マラソン2024(25日、大阪府)のエリート部門男子に、能生陸上クラブ所属の矢島久樹さん(42)が出場する。16日に糸魚川市役所で激励会が開かれ、鶴本修一教育長と市スポーツ協会の清水博会長がエールと激励金を贈った。

 42・195キロの大阪マラソンコースで競う。参加資格記録となる2時間28分以内を、茨城県で昨年開かれた第70回勝田全国マラソンなどで記録した。

 矢島さんは市消防本部に勤めており、元日に発生した能登半島地震では被災地派遣も経験。「被災地を目の当たりにして、走れる環境にあらためて喜びと感謝を持つことができた。良い結果を求めるのもそうだが、大阪の地で喜びや感謝をかみしめながら走ってきたい」と抱負を述べた。

 鶴本教育長は「仕事と練習、いろいろなことを抱えながらの生活の中で輝いている矢島久樹選手は、とてもかっこいいアスリート。市民の一人としても誇りに思う。胸を張って明るく、大阪のコースを走っていただきたい」と激励した。