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地域サロン参加 高齢者と交流 美守小6年生発案のゲームで 三和区

3個つなげた風船が不規則な動きを生む風船バレー。児童発案のゲームで一緒に遊んだ

 三和区の美守小(高波英里校長)の6年生7人は19日、同区錦の錦会館で開かれた地域サロンに参加し、高齢者らと交流した。

 福祉について学んでいる総合学習の一環として交流。同会館で地域サロンが開かれるのは5年ぶりで、同町内の高齢者ら14人が参加。児童が考えたゲームで一緒に遊んだ。

 児童はこの日のために風船バレーと、人生ペットボトルボウリングを発案。車座になって行う風船バレーは3個の風船をつなげてボール代わりにし、不規則な動きで大盛り上がり。人生ペットボトルボウリングは倒したボトルに「人生で自慢したいこと」などのトークテーマが書かれており、参加者それぞれの思い出話に花が咲いた。

 参加した高齢者からは「子どもたちの元気な姿が見られてうれしい。(ゲームは)アイデアが良くて楽しかった」との声。内山瑛奈さん(6年)は「どうすれば全員が楽しめるか考えるのが大変だったけど、笑顔が見られてうれしい」と話していた。