文字サイズ

ガールスカウト新潟県第17団 世界の課題考える ウクライナ侵攻挙げて 上越市

中学生団員2人(右)の呼びかけで、小学生団員たちが身近な争いごとを挙げていった

 ガールスカウト新潟県第17団は17日、上越市中央1の直江津学びの交流館でワールドシンキングデーを行った。中学生団員が主体となり、戦争について考えた。

 ワールドシンキングデーは2月22日前後に世界各地で行われ、世界中のスカウトについて思いをはせ、自分たちが世界の課題についてできることを考える。

 今回はシニア(中学生)団員の竹内結菜さん(上越教育大附属中2年)と藤原綾乃さん(同)が企画運営し、ロシアによるウクライナ侵攻について考えた。

 2人はロシアとウクライナの位置、侵攻がなぜ始まったのかをスライドで説明。両国でもガールスカウトが存在することに触れ、「ロシアとウクライナのスカウトはどんな気持ちだろうか」と小学生団員たちに問いかけた。

 後半は自分たちの身近にある争いごとを挙げ、争いをなくすために自分たちができることを考えるワークショップを実施。各団員が付箋に考えを書き、ホワイトボードに貼り付けた。