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アート楽しみほろ酔い ぼくらのShuShuShu第3弾 アートラベル酒 販売控え試飲会 上越市本町3高田まちかど交流館

「ぼくらのShuShuShu」第3弾がお披露目。来場者が飲み比べを楽しんだ
個性豊かなアート作品をラベルにあしらった全10種の日本酒が完成した

 上越地域の酒販18店などで20日から、障害のあるアーティストがラベルの絵柄を担当した「アートラベル酒」の販売が始まる。16日にはお披露目会と試飲イベントが上越市本町3の高田まちかど交流館で開かれ、関係者や一般来場者が商品の完成を祝い合った。

 アーティストや蔵元など酒造関係者によるコラボレーション企画「ぼくらのShuShuShu」の取り組み。3年目、第3弾となる今回はアーティスト7人と10蔵元の日本酒をマッチング。10種類のアートラベル酒が誕生した。

 お披露目会と試飲イベントには蔵元など企画関係者、日本酒を愛好する人、観光客など大勢が来場し、アートラベル酒の飲み比べを楽しんだ。来場者の古谷信人さん(44)は「かわいいラベルの銘柄がきりっとした辛口だったり、そのギャップが楽しい。ボトルもカラフルで、飲んだ後はインテリアにもなりそう」と感想を話した。

 企画の実行委員長を務める竹田成典さん(66、竹田酒造店社長)は「3年目を迎え、参加する蔵元や酒販店も少しずつ広がりを見せている。作家さんとの付き合いを含め、これからも長く企画を続けていきたい」と意欲を示した。

 アートラベル酒は1本2200円(税込み)。取り扱う酒販店は企画のインスタグラムで公開している。問い合わせは県酒造組合高田支部(電025・522・2144)へ。

個性豊かなアート作品をラベルにあしらった全10種の日本酒が完成した