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地元の〝桜〟紹介 10年節目最後の「花恋ダァ」発売 エムエー・ プランニング

今回が最後の制作となる「サクラ・花恋ダァ」

 上越市寺町1の広告業、エムエー・プランニングは、上越、妙高両市の桜の名所で撮り下ろした写真を収録した「サクラ・花恋(かれん)ダァ~最終章~」を発売した。

 カレンダーは4月始まりでA2判。表紙を含め13枚つづりで1700円(税込み)。今回で10作の節目を迎えたため、最終章の文字通り制作を終了する。

 同社の寺尾昭人さんは北陸新幹線長野―金沢間開通の2015年、桜の名所を市内外に発信し、地元関係者が観光資源を発掘するきっかけになればと「カレンダー型写真集」として企画。高田城址公園だけではない地元の〝桜スポット〟を紹介し続けてきた。天候や花の咲き具合、散り具合など絶好のタイミングを狙い、同じ場所に何度も足を運んだ。「いろいろな所で写真を撮る人が増え、目標の半分くらいは達成できたかなと思う。10年間、楽しみにしてくれた人がいたおかげで納得のいく仕上がりになった」と話す。

 エムエー・プランニングで先行発売する。3月1日から蔦屋書店高田西店(同市大貫4)、同上越インター店(同市藤野新田)でも取り扱う。問い合わせは寺尾さん(電090・4057・6603)へ。