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絆深め新たな交流 ふるさとリバイバル25 25歳100人が集う 糸魚川市

25歳の同級生が年末にふるさと糸魚川に集まって楽しく交流した(令和5年12月30日、ヒスイ王国館)

 糸魚川市内在住、出身の25歳を対象にした交流事業「2023糸魚川市ふるさとリバイバル25」が昨年12月30日、同市大町1のヒスイ王国館で開かれた。年末で帰省した人らも含めて100人が集い、同級生との久々の再会や新たな仲間との出会いを楽しんだ。

 市の同事業は若者のUIターン促進や地域づくり、仲間づくりなどを目的に平成28年度から実施。コロナ禍で中止した年を除いて毎年年末に飲食を伴った形式で交流会を続けている。

 今年も実行委員会(横澤拓実行委員長、委員16人)が企画、運営し、ふるさとクイズや市内4中学校のスライド上映などを行って盛り上げた。参加者は互いに思い出話や近況報告などを交えて会話を弾ませ、会場内はにぎやかな声と笑顔が広がった。

 米田徹市長は開会セレモニーで、コロナ禍前の活気あふれる光景が戻ったことを喜び、「若い人が元気を出してもらえるようにまちづくりに取り組んでいきたい。皆さんの力でふるさと糸魚川を盛り上げてほしい」と呼びかけた。

 市内在住の女性会社員(糸魚川中出身)は「こんなに大勢の同級生と会える機会はないのでうれしい」と話す一方で、「ほとんど地元から出て行ってしまい寂しい。みんな帰って来てくれたらいいな」と話した。