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試験「普段通りに」 直江津中等75人が志願 県内中等学校選考検査

検査開始前、受検上の注意事項確認を受ける児童たち

 県内の中等教育学校6校で6日、令和6年度入学者選抜の選考検査が行われた。上越地区では直江津中等で検査が行われ、受検者の小学6年生たちが保護者らの応援を背に試験に臨んだ。

 直江津中等は定員80人に対し75人が志願。検査は作文と面接を行った。同日朝は受け付け開始前の午前8時30分ごろから、受検者が保護者に連れられて来校。小学校や学習塾の教員らが応援の言葉をかけ、受検者同士でも「眠れた?」など言葉を交わし、緊張をほぐそうとする姿が見られた。

 会場内に入って行く受検者を見届けた小学校教員は「学校でも面接練習などを頑張っていた。いつも通りに頑張ってほしい」とエール。保護者の一人は「普段通りに、と声をかけた」と話していた。

 地震の影響や感染症などでやむを得ず受検できなかった場合は、20日に追検査を実施する。追検査を行うかは11日に県が発表する。合格発表は追検査を行わない場合は14日、行う場合は22日。