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土砂撤去始まる 国道8号茶屋ケ原 復旧見通しは不明 上越市

通行止めとなっている上越市茶屋ケ原の国道8号(2日、国土交通省北陸地方整備局提供)

 国土交通省や県警によると、1日発生した地震で、上越市の茶屋ケ原と名立区の間の国道8号で土砂崩れがあり、上下線とも通行止めとなっている。上越署によると、3日朝から国交省が土砂の撤去作業を開始したが、復旧の見通しは不明。

 上越署によると、流出した土砂は約1万立方メートルと推定され、岩石などを含んでいる。重機により、周辺の樹木を除去する作業が始まったという。

 土砂の中に車両が埋没している可能性は、完全に否定されていない。同署は「作業中に車両の破片などが発見された場合、県警で対応する」としている。

通行止めに伴い 高速道区間無料

 同所周辺の国道8号が通行不能となっているため、国土交通省とネクスコ東日本は2日から、北陸道上越インターチェンジ(IC)と名立谷浜IC、能生IC間、上信越道上越高田ICと名立谷浜IC、能生IC間を通行する場合、通行無料としている。