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市長「良い年」と総括 糸魚川市役所仕事納めで労ねぎらう

 官公庁や多くの企業が仕事納めを迎えた28日、糸魚川市は市役所1階市民ホールで仕事納めの式を行った。市職員約150人が列席。米田徹市長があいさつし、今年一年の労をねぎらった。

 米田市長は市職員たちに感謝を伝えた上で今年を振り返り、新型コロナウイルス「5類」移行、地滑り災害で来海沢地区に発令していた避難指示の全面解除、さまざまな分野での節目の記念イベント、市民のスポーツでの活躍などを挙げながら「良い年だった」と総括。

 一方で「手放しで喜んでいるわけではない」と気を引き締め、国立社会保障・人口問題研究所が公表した2050年の推計人口(同市は20年比で45・1%減)を踏まえ「今ある課題がさらに顕在化するのではないかと危惧する。市民生活、持続可能なまちを考えたとき、行政の最前線にいる皆さまが元気で明るく、チームワーク良く対応していかなくてはならない」と呼びかけた。