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サンタ訪問で交流 学校や保育園 プレゼント贈る  

クリスマス曲などを演奏し、子どもたちを楽しませる糸魚川LCの会員たち(22日、ひすいの里総合学校)
サンタクロースを喜んで迎えた園児一人一人にクリスマスプレゼントが渡された(22日、能生保育園)

 クリスマスに合わせて糸魚川市内の学校や保育園に〝ライオンズサンタ〟がやって来た。

◇支援学校など2校歌で笑顔広がる 糸魚川LC

 糸魚川ライオンズクラブ(LC、倉又正樹会長)は22日、クリスマスのサンタクロース学校訪問を行い、児童生徒にクリスマスプレゼントと楽しい時間を届けた。

 同クラブが10年以上継続して行っている取り組みで、今年は糸魚川市立ひすいの里総合学校と県立高田特別支援学校白嶺分校で実施した。

 ひすいの里総合学校では、同クラブ会員10人がサンタクロースなどに扮(ふん)して登場。ディズニー映画や人気アニメ、クリスマス曲を演奏して場を盛り上げた後、プレゼントを手渡した。

 子どもたちは大喜びし、お礼に「赤鼻のトナカイ」を全員で元気よく歌い、場内に笑顔が広がった。

◇能生地域の5園園児へ夢届ける 能生LC

 能生ライオンズクラブ(LC、丸山啓一会長)は今年も「保育園サンタクロース訪問」を行い、能生地域5保育園の園児183人にプレゼントを贈った。22、25日の2日間、会員が4保育園を訪れ、直接園児に手渡して交流した。

 認定こども園・能生保育園(老野生一義園長、園児53人)へは22日、丸山会長がサンタに扮して来園。楽しみに待っていた園児から「トナカイは空を飛べるの?」「サンタさんは本当にいるの?」と質問を受け、「空はロマンチックだよ」「信じているとワクワクするね」と答えた。一人一人にプレゼントを手渡すと、園児は「ありがとう」と、お礼を言って笑顔を見せた。

 丸山会長は、地域全体で園児数が減少していることを懸念しつつ、「長年続けている活動。子どもたちに夢を届けたい」と話した。

サンタクロースを喜んで迎えた園児一人一人にクリスマスプレゼントが渡された(22日、能生保育園)