22日「冬至」 体温め冬乗り切る あるるん畑特設コーナーにカボチャ、ユズ並ぶ
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22日は二十四節気の一つ「冬至」。日本では一年で最も昼が短く、夜が長い日。昔から冬至にカボチャを食べたり、ゆず湯に入ったりすると風邪をひかないとされ、無病息災を祈る風習がある。
JAえちご上越の農産物直売所、上越市大道福田のあるるん畑は「冬至コーナー」を22日まで設置。上越産のカボチャとユズを販売している。
21日は午前中から、降雪に備え早めに買い物を済ませようと多くの人が来店。特設コーナーで足を止め、袋詰めされたユズや調理しやすいようカットされたカボチャを手に取る姿が見られた。
同市栄町2の丸山ヒサ子さん(76)は「ユズはお風呂に入れたり、酢の物に使ったり。昔からのしきたりで、毎年欠かさない。風邪をひかないようにしたい」と話していた。
同店の亦野潤一店長(37)によると、カボチャは今夏の猛暑の影響で出荷量は少なかったものの甘みは強く、またユズは色がきれいで品質も良いという。亦野店長は「地場産のものが一番体になじむ。しっかりと体を温めて寒い冬を元気に乗り切り、来年に備えてほしい」と願った。