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迎春菓 21日から販売 辰(たつ)や紅白モチーフ 上越市南本町3・高橋孫左衛門商店

タツノオトシゴの形をした翁飴(手前)をはじめ、さまざまな迎春菓を取り扱う

 上越市南本町3の高橋孫左衛門商店は21日から、迎春菓の販売を始める。来年のえとの辰(たつ)にちなんだ菓子などで、新年を祝う。

 迎春菓は年末年始のあいさつ回りでの手土産などに使われる菓子で、菓子店がえとや紅白、松竹梅などをモチーフに独自の限定商品を販売する。同店では昭和63年の辰年を迎える年末年始から迎春菓の販売を行っており、今回で4周目に入った。

 名物の翁飴はタツノオトシゴと水引の形に。京種もなかで粟飴(あわあめ)を挟んだ「くびきの里」はもなかが紅白になり、辰の字の絵馬が焼き印されている。粟飴を使った壽羊羹(ことぶきようかん)は年末年始にようかんを食べる文化を反映。詰め合わせもあり、掛け紙には竜の絵をあしらっている。

 同店の高橋園子さんは「あめはくっつき、長く伸びるので縁起がいい。新年からおいしく食べてほしい」と話す。

 迎春菓は1月15日ごろまで販売。一部商品は売り切れ次第終了。イオン上越店銘店コーナーでも25日から一部商品を取り扱う。問い合わせは同店(電025・524・1188)へ。