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上越高サッカー部・ルーキーリーグ参戦 全国初勝利お預け 強豪相手に2分け3敗

 高校サッカー1年生の全国大会、U―16(16歳以下)ルーキーリーグチャンピオン大会が16~18日、静岡県御殿場市で行われ、北信越第1代表で全国初出場の上越は通算2分け3敗で初勝利を挙げることはできなかったが、全国の強豪相手に健闘した。

 上越は予選Aグループで2分け1敗、得点差の末4位となった。交流戦は2敗だった。同大会に出ると、翌年、翌々年の全国高校選手権出場などにつながるケースが多く、今後が期待される。

 5試合いずれも接戦で全国初勝利には届かず、藤川祐司監督(36)は「圧倒的な差は感じなかった。勝てそうで勝てない試合が多かった。でも、それが全国の強豪校との差。ここからが本当のスタート。全国基準が分かったので、これをベースにトレーニングから高いレベルを求めていく」と話した。

 大会は各地域上位の16チームが出場。決勝は鹿島学園(茨城)が大津(熊本)を2-1で破り優勝した。上越の結果は次の通り。

 ▽予選Aグループ 上越(北信越第1)1―1藤枝東(東海第2、静岡) 上越1―1高川学園(中国、山口) 鹿島学園(関東第3、茨城)2―1上越

 ※1位は鹿島学園。2位に3チームが2分け1敗で並び、上越は得点差の末に4位

 ▽交流戦 日大藤沢(関東第2、神奈川)1―0上越 浜松開誠館(東海第1、静岡)2―0上越