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全国中学駅伝 初出場の中郷男子37位 一時18位に上がる

 第31回全国中学校駅伝大会が17日、滋賀県野洲市の希望が丘文化公園で行われた。男子は6区間18キロで争われ、初出場の中郷は1時間1分44秒で37位。目標の10位台はならなかったが、一時は18位に上がるなど懸命の継走を見せた。県大会や北信越大会のオーダーから変更する中で、各選手が持てる力を出し切った。

 メンバーに体調不良の選手がいて、県や北信越大会から2人が入れ替わった。前2レースと同じく1区を務めた杉山丈慈(3年)が1区で前団とあまり差のない33位のスタート。Wエースの2区岡田幸輝(同)が区間18位で6人抜き、3区山崎玲士(同)が区間12位で9人抜きし、3区を終えた時点で18位に上がった。4区以降は順位を落としたが、急きょ区間登録された駅伝初出場の4区南雲朝陽(1年)、5区南雲晴陽(同)の双子兄弟がつなぎ、アンカー川久保駿(3年)が37位でゴールした。

 関原駿監督(39)は「自分たちの間合いでレースをさせてもらえず、全国の壁は厚いと思った。体感したことのないレース展開で、オーバーペース気味に入らないといけない状況だった。1、2、3区で流れをつくってくれた。駅伝初出場の1年生はいい経験になったと思う」と話した。

 男女とも京山(岡山)が優勝した。女子初出場の五泉北は32位。