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来春 浦川原、大島に導入 上越市の予約型コミバス

 上越市の中川幹太市長は、安塚区と牧区で運行している予約型コミュニティバス(予約型コミバス)について、来年4月から浦川原、大島の両区にも導入する方針を明らかにした。11日の市議会一般質問で、本山正人氏(みらい)の質問に答えた。

 予約型コミバスは路線や運行時刻を定めず、利用者が電話やインターネットであらかじめ予約したルートで運行する。移動手段に乏しい中山間地で、高校生の通学や高齢者の通院、外出などに効果を発揮している。料金が1回200円と、比較的安価な点も利用につながっている。

 浦川原、大島でも1回200円で運行する予定。隣接する区へ移動する場合は400円。

 市は予約型コミバスの導入地区を順次拡大する方針。2025年度には板倉区、26年度は名立区、27年度は吉川区と金谷区にも広げることにしている。