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シャルマン火打スキー場 15日オープン予定 火打山麓振興定時株主総会全議案を承認

 糸魚川市西飛山のシャルマン火打スキー場は、今シーズンの営業に向けて十分な降積雪を待ちながら設備準備や従業員研修などを進めている。オープン日は15日の予定だが、今後の雪の状況により近日中に判断する。

 9日、同スキー場センターハウス内で、同スキー場とグリーンメッセ能生ゴルフ場を管理運営する同市の第三セクター・火打山麓振興株式会社の定時株主総会が開かれた。第26期(令和4年10月1日~同5年9月30日)の事業、決算報告、第27期の営業方針など3議案が承認された。

 報告によると、同スキー場の26期(昨シーズン)営業状況は年末年始や春スキーで来場者が伸びたこと、リフト料金の改定などから前年より大幅な増収となった。27期は安全の確保、障害者スキーへの取り組み、誘客に向けた営業活動はシーズン後半に来場者が多い富山、石川県に注力するとした。

 2日に急逝した代表取締役社長の織田義夫氏(元糸魚川市副市長)の後任人事については今後、臨時株主総会、取締役会を経て決定する見通し。