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フォト・オフィスオーツー スマート農業へ活用 農薬散布ドローン最新機種を実演飛行

農薬散布ドローンの機能を実演した(提供写真)
専門家が最新機種について説明した

 フォト・オフィスオーツー(上越市藤野新田)のドローン事業部、セキド新潟上越は6日、浦川原区横住の月影の郷でドローンの機能・運用方法紹介セミナーを開いた。

 大手ドローンメーカーのDJI社による農薬散布ドローンの最新機種を紹介するセミナー。来年初旬に発売するモデルで、山間地など凹凸のあるほ場の地形を認識し、効率的かつ安全な農薬散布が行えるという。

 同モデルを紹介するセミナーとしては全国でも先駆的という。行政関係者や近隣県の農業者を含む18人が参加し、講師の説明や飛行実演を通じて「スマート農業」への理解を深めた。

 富山県南砺市から参加した男性は「とても興味深い話を聞けた。南砺市は干し柿の生産が盛ん。果樹を扱う農家の役に立つのでは」と話した。

 同社ではドローン国家資格教習所を開校するなど、ドローンの活用推進に取り組んでいる。大坪幸信社長は「ドローンは農業だけでなく防災、運送、さまざまな分野で使い道があるが、活用には知識が必要になる。(機会を捉え)機能や扱い方の周知に力を入れたい」と話した。

専門家が最新機種について説明した