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太鼓の楽しさ伝える 和太鼓グループ「景虎太鼓」 メンバー一丸で成果披露

「『景虎物語』より」を演奏する「景虎太鼓」
フィナーレでは出演者勢揃いで「三宅」を奏でた

 妙高市斐太地区を拠点に活動する和太鼓グループ「景虎太鼓」の発表会が3日、同市上町の新井ふれあい会館で開かれた。子どもからベテランまでメンバー一丸で練習の成果を披露し、大勢の聴衆に太鼓の楽しさを伝えた。

 発表会は平成10(1998)年の創設時から毎年開かれ、26周年を迎えた。「頸北太鼓 瑞芭」と親子ダンス「TEN BOX」が友情出演、指導者の金子健竜さんは「金子健竜with渡辺よしき&名立太鼓」としても特別出演した。太鼓体験コーナーも設けられた。

 景虎太鼓は先陣を切って登場し、郷土の誇る武将・上杉景虎をテーマにした「『景虎物語』より」などを熱演。フィナーレでは出演者勢ぞろいで「三宅」を奏で、交流を深めた。

 親子2人で来場した上越市の男性(48)は「素晴らしかった。また来たい」と感想。自らフル回転した岩澤惇子代表(78)は多くの来場や協力に感謝し、「景虎太鼓の伝統を、また来年につないでいきたい」と願った。

フィナーレでは出演者勢揃いで「三宅」を奏でた