JAひすい糸魚川産米 ブランド化生産者大会 厳しい収穫年乗り越え 良質米表彰作柄報告 生産者ら結集
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JAひすい(吉原勝廣代表理事組合長)は2日、糸魚川市寺町4のビーチボールまがたまで「糸魚川産米ブランド化生産者大会」を開いた。
管内生産者ら約200人が参加。良質米表彰や、県やJAなどから作柄報告と技術対策、販売方策の説明、指導が行われた。
今夏の高温と渇水により、コシヒカリの1等米比率は(10月末現在)県平均4・9%、糸魚川産米22・4%と著しく低下。物価高騰による生産資材の高止まりも加わり、農業経営に厳しい収穫年となった。吉原組合長は、想定を超える気象変動、コメの消費減少、担い手不足などの課題を挙げ、「これまで以上に生産者と関係機関、JAが一体となって取り組む必要がある。高品質米の安定生産に向けて結集し、頑張っていこう」と呼びかけた。
良質米共進会表彰受賞者は次の通り(敬称略、最優秀賞のみ)。
▽コシヒカリ「エコライス栽培」一等米比率の部 片山雅彦(谷根)▽同ライスセンターの部 竹之内豊(平牛)渡辺哲(平)▽「新之助」生産者の部 恩田清繁(寒谷)▽「多収性品種」の部 磯貝泰助(新町)▽優良種子もみ生産者の部 五十嵐久英(上覚)