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書の魅力、奥深さ体感 書家・下田彩水さん(加茂市)に学ぶ 西海小で出前体験教室

下田さん(左)の書道パフォーマンスに目を奪われる児童や教職員ら
下田さんが見守る中、大筆で思い思いの字を書く児童たち

 県が県内小中学校などに芸術家を派遣する「芸術家派遣事業」の出前体験教室が11月30日、糸魚川市立西海小(水澤哲校長)で全校児童を対象に行われた。児童は同校を訪れた加茂市の書家、下田彩水さんによる書道パフォーマンスなどを通じ、書の魅力や奥深さを肌で感じた。

 書道パフォーマンスでは下田さんが音楽に乗せて大筆を運び、同校の意向をくんで「勇気凜々」と書き上げた。児童や教職員らはその様子に目を奪われ、終了後には盛大な拍手を送っていた。

 その後は児童らが下田さんの見守る中、大筆で思い思いの書作品を書いた。1・2年生にとって初めての習字。「心」という字を書いた2年生の男子児童は「楽しかった。書道パフォーマンスはすごかった」と話した。

下田さんが見守る中、大筆で思い思いの字を書く児童たち