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相馬御風生誕140年・「春よ来い」発表100年 節目の年、明るく顕彰 音楽や踊りで多彩に表現 「御風さんを歌おう!」

糸魚川小唄保存会による「糸魚川小唄」で、にぎやかにフィナーレを飾った

 郷土の文人・相馬御風の作詞した歌を楽しむ「御風さんを歌おう!」(NPOまちづくりサポーターズ主催)が26日、糸魚川市一の宮1の市民会館大ホールで開かれた。童謡「春よ来い」など歌い継がれる曲の数々が多彩な表現で披露され、幅広い世代が御風に親しんだ。

 御風を顕彰し地域活性化を図る目的で7回目。御風生誕140年、「春よ来い」発表から100年の節目の年での実施となった今回は、公募による個人・団体12組に加えてゲスト3組が出演。NPOまちづくりサポーターズ初代会長の五十嵐仁さんは開会で、「最後までごゆっくり楽しんでいただきたい」と呼びかけた。

 発表は合唱や短歌、尺八、舞踊、ピアノの弾き語り、チアリーディングなどさまざま。出演者(団体)も観客も共に楽しみ、フィナーレは糸魚川小唄保存会による「糸魚川小唄」でにぎやかに締めくくった。