上越市春日山城跡 色づく一本イチョウ 街並みとともに映える
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上越市の春日山城跡二の丸の「一本イチョウ」が色づき始めた。例年より遅めだが、好天に恵まれた27日は、春日山の各所から黄色く彩られ始めた木と、街並みの眺望が楽しめた。
春日山では平成11年から同27年まで、城の遺構を守り、景観を改善するため、杉の伐採が行われた。そのため残されたイチョウが目立つようになり、山麓から曲輪(くるわ)跡の段差が見やすくなった春日山で、ひときわ目を引く存在になっている。
樹齢は不明だが、誰かに植えられたものではなく、自然に生えたものだという。春日山旅館銅像前売店によると、例年より1週間ほど遅く、南側の方から色づいているという。同市文化行政課によると、見頃は数日間だという。