一般社団法人百年料亭の魅力発信社（大島誠代表）は、日本全国の創業から百年以上の料亭で組織する「百年料亭ネットワーク」に加盟する上越市の百年料亭宇喜世を含む、東北４県の料亭の名物料理を贈答用に詰め合わせた「百年料亭　東北四亭宝箱」の販売を開始した。

　同法人が企画し、東北経済連合会ビジネスセンターの支援を受け、昨年から商品化に向けて開発を開始。１１月に完成した。

　宇喜世は、ふるさと納税でも高評価の「名代うな喜の蒲（かば）焼き」、盛岡市の料亭京極は「三陸えぞ翡翠あわびの地酒蒸し」、秋田県湯沢市の料亭石川は「比内地鶏の鶏すき手延べうどん」、山形県米沢市の米沢牛・山懐料理吉亭は「米沢牛のローストビーフ」を監修。詰め合わせで価格３万２４００円（税込み）。限定２０セットを販売し、冷凍便で全国発送にも対応している。

　大島代表は「全国各地の料亭の味を手軽に自宅で味わえる、最高の商品が完成した。各地に行かないと味わえない名物料理や、その土地の特色ある食材を楽しんでほしい」と話している。

　同法人は、全国各地の百年料亭と連携し今後も商品開発を行い、ネットワーク加盟店での販売や百貨店での取り扱いを目指したいとしている。

　申し込み、問い合わせは百年料亭宇喜世（電０２５・５２４・２２１７）へ。