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スポーツ 上越市

30周年迎えさらに 記念誌作成し市長表敬 上越市太極拳協会

中川市長に30周年記念誌を贈呈する上越市太極拳協会の笠原会長(左から2人目)ら協会役員

 上越市太極拳協会(笠原博会長)は本年度、創立30周年を迎え、記念誌を作成。14日、市役所に中川幹太市長を表敬訪問し、刊行した記念誌=写真=を贈呈した。

 同協会は上越太極拳同好会を経て1994(平成6)年2月に創立。多くの後進を育てた故・前田謙一郎さんが中心となり、発足した。各種講習会や「胡弓と太極拳の夕べ」など節目の記念事業を行い、全国大会やイベントに参加。本年度は記念式典や講習会を開いてきた。

 笠原会長(73)は「こういう時だからこそ30周年を祝って今後の糧にしていきたい」とし、記念誌を作成した。60歳から始めたという同会長は「健康法としても注目され、体の変化に応じて年を取っても成長していく不思議なスポーツ。争わない、比較しないことを念頭に、相手を感じる、思いやる心を大切にしていきたい」と話した。

 表敬訪問には笠原会長をはじめ、風間敏之副会長、浅野則子理事長、記念誌編集責任者の大滝善雄理事も同席した。

 中川市長は「太極拳に興味がある」と言い、熱心に話を聞き、記念誌に目を向けていた。同会の要望もあり、高田、直江津両図書館に記念誌を配布する予定。

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