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上越地域は12月並みの冷え込み 14日は昼前に土砂災害注意

 県内は13日、寒気を伴った気圧の谷の影響で、前日からさらに気温が低下。冬型の気圧配置と相まって上越地域では最高気温が12月並みに冷え込み、平地でもみぞれが降る時間帯があった。また、局地的に大雨となり、上中越では14日昼前にかけて土砂災害に注意、警戒が必要だという。

 上越地域では同日午後4時時点の最高気温が、上越市大潟で10・2度だったほかは10度に届かず、12月上旬から下旬並み。最低気温が糸魚川市糸魚川4・9度、同市能生3・6度でいずれも今季最低となるなど、今季一番の冷え込みとなった。

 同日午後4時時点の降り始め(12日午前10時)からの降水量は、糸魚川市能生71・0ミリ、同市糸魚川53・0ミリ、上越市大潟34・5ミリなど。14日に上越地域で予想される降水量は1時間降水量20ミリ、午後6時までの24時間降水量60ミリで、地盤が緩んでいる地域では土砂災害の危険性が高まるとして注意を呼びかけている。