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全国目指し最終決戦 高校バスケ・春高バレー県予選 上越勢4チーム進出

関根学園男子バスケットボール部メンバー
上越総合技術男子バレーボール部メンバー

 全国舞台へ最終決戦―。年末の全国高校バスケットボール選手権(ウインターカップ)県予選の4強の戦いが2、3日、胎内市のぷれすぽ胎内で行われる。上越からは男子の関根学園が4強による決勝リーグに進出し、昨年全国王者の開志国際、帝京長岡、新潟工に挑む。年明けの全日本バレーボール高校選手権(春高バレー)県予選も佳境を迎え、男女8強の争いが2、3日、新潟市東総合スポーツセンターで行われる。上越からはスーパーシードの男子上越総合技術と女子上越、1回戦から勝ち上がった男子関根学園の3チームが進出。全国へ残り3戦に臨む。

【高校バスケ男子】

◇壁越えさらに 地元選手奮闘 関根学園

 関根学園は県高校総体3位の新潟商に競り勝ち決勝リーグ進出。昨年まで3年連続ベスト8、県高校総体も8強の壁を突破した。品田コーチは「得点力のあるチーム。選手層が厚く、誰が出ても遜色なくできる」と評する。上越地域出身選手たちで構成し、留学生や県外選手もいる強敵を前に、高原主将は「地元の選手だけでできることを見せたい。厳しい戦いになるが、チャレンジ精神で頑張る」と決意する。

【春高バレー男子】

◇経験者が健在2連覇目指す 上越総合技術

 県総体準優勝でシードされ、準々決勝から登場の上越総合技術は2連覇を目指す。昨年度の全国舞台で躍動したエース松木が健在。主力に全国経験者が多く、互いの特長をつかみチーム力を高めている。松木監督も「もう一度全国に行きたい」と力を込める。親子鷹となる松木主将は「チームを勝たせるのが自分の仕事。1試合ずつ集中して取り組む」と意気込む。



◇若さ勢い期待 昨年を超える 関根学園

 関根学園は昨年、上越総合技術に敗れたものの、男子として初の決勝進出を果たした。今年は県総体8強で、今大会も順当に勝ち上がった。1、2年生が多く、春日監督は「夏以降力をつけている。若い分勢いがある」と期待する。三浦主将は「準々決勝の相手、北越には県総体で負けているので借りを返したい。今年も同じ舞台(決勝)に立ち、勝てるように」と見据える。

【春高バレー女子】

◇着実に成長 初舞台へ一丸 上越

 上越は県総体4強で、シードされた。公立校で実績のある熊木監督が入り3年目で、着実に成長している。「一緒に入ってきた3年生とゼロからスタート。この子たちに最後にいい思いをさせてあげたい」と思いを込める。強豪と練習試合を重ね、チーム力を備えてきた。柳澤主将は「攻撃の精度が上がった。春高を目指し悔いなく楽しんでプレーしたい」と話す。

上越総合技術男子バレーボール部メンバー
関根学園男子バレーボール部メンバー
上越女子バレーボール部メンバー
関根学園男子バスケットボール部
上越総合技術男子バレーボール部
関根学園男子バレーボール部
上越女子バレーボール部
春高バレー県予選準々決勝以降の組み合わせ・男子
春高バレー県予選準々決勝以降の組み合わせ・女子