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来夏に自転車イベント 板倉区など4区舞台に 実行委が結団式

結団式に先立ち会議を実施。コースの概要を確認した
自身も自転車を愛好する木村実行委員長があいさつした

 板倉区をはじめ4区を舞台に来年度行われる自転車イベント「『上越自転車まつり』光ケ原高原ヒルクラ・上越里山ライド」の実行委員会による結団式が27日夜、同区針の平田屋商店で開かれた。

 企画運営を通じて地域間の連携を図り、広く自転車愛好家を招くことでスポーツ振興、交流人口の拡大を目指す。

 8月に試走会を開き、ロードレーサーらがゑしんの里記念館から光ケ原高原までのコースを走破。景観の素晴らしさや適度な傾斜がある道程が好評だったという。

 実行委員会は自転車愛好家や関係者らで構成。9月に初会議を開き、結団式までに実際のコースと日程が決定した。

 「ヒルクライムの部」は来年7月13日。光ケ原高原をゴールとし、コースはフル17キロとショート8キロ。対象は坂を上れる中学生以上。「ファンライドの部」は翌14日。板倉・清里・牧・中郷の4区を巡るロング90キロ、ミドル60キロ、ショート20キロの3コースを用意する。対象は小学生以上。

 結団式には実行委員や来賓ら14人が参集。木村孝貴実行委員長は「近年はサイクルツーリズムが急成長している。(イベントを通じて)4区だけでなく市全体を巻き込んだ地域興し、観光の再発見としたい」と話し、乾杯で決意を共有した。

自身も自転車を愛好する木村実行委員長があいさつした