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男子中郷、女子新井がV 県大会懸け熱い継走 上越地区中学駅伝

男子、中郷は4区岡田幸輝選手(中央)が区間賞で3位から1位に躍り出て、5区杉山丈慈選手にたすきを渡す。左は2位の新井の5区選手

 上越地区中学校駅伝競走大会が12日、妙高市の新井総合公園周辺特設コースで行われた。県大会(11月2日、小千谷市)の出場権を争い、上越4市1村の男子29チーム、女子20チームが仲間と懸命にたすきをつないだ。

 昼前に行われた女子は5区間12・4キロで争われ、新井が2区でトップに立ち、以降も譲らず2位に1分31秒差をつけ、6年ぶり7度目の優勝を果たした。

 メンバーは陸上競技部長距離と短距離種目の1、2年生。1区で区間2位と好走した相浦依莉紗(えりさ)選手(2年)は「坂道ダッシュやコースを試走し練習してきた。王座を奪回できうれしい」と笑顔を見せ、「県大会では入賞を目指したい」と話した。

 午後の男子は6区間18・4キロで争われ、中郷が4区でトップに立ち、後半3区間連続の区間賞で2位に2分26秒の大差をつけ、2年ぶり5度目の頂点。1時間2分21秒はコースレコードを7年ぶりに16秒塗り替えた。

 メンバーは陸上競技部とクロスカントリースキー、軟式野球部、硬式野球クラブの混成。アンカーの山崎玲士(れいじ)選手(3年)は「前半は順位を保って後半に巻き返すプラン通り。県大会で優勝して全中出場を目指す」と力強く話した。

 男子は9位、女子は11位までのチームが県大会に出場する。同出場権は次の通り。(全体結果は後日掲載)

 ▽男子 (1)中郷(2)新井(3)柏崎第一(4)柏崎翔洋中等(5)糸魚川(6)板倉(7)柏崎第三(8)刈羽(9)瑞穂

 ▽女子 (1)新井(2)妙高高原(3)上越教育大附属(4)柏崎翔洋中等(5)柏崎第三(6)柏崎第二(7)糸魚川(8)中郷(9)板倉(10)城東(11)刈羽