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頂上からの展望楽しむ 尾神岳山頂トレッキング 60人が参加 吉川観光協会

道中の展望台から広がる大パノラマ。多数のパラグライダーも飛び交い、参加者が次々に景色を撮影していた

 吉川区の尾神岳(標高757メートル)山頂へのトレッキングイベントが8日、行われた。小学生から70代まで約60人が参加。同日は天候に恵まれ、色づき始めた山の植物や妙高山から日本海までを望める大パノラマを楽しんだ。吉川観光協会主催。

 同区のシンボルでパワースポット、さらにスカイスポーツ基地のある尾神岳を多くの人に知ってもらおうと、毎年この時季に開いている。同日は、市道尾神川谷線の頂上から山頂までのコース(往復3・6キロ)を2時間ほどかけて歩いた。

 道中の展望台では、日本海から山頂が白く染まった妙高山までが一望でき、同日、大会が開かれていたパラグライダーも多く飛んでいたため、参加者は次々に写真を撮っていた。横浜市の50代女性は大会に出場する夫の付き添いで訪れたといい、「山頂まで行くのは初めて。これ以上の景色が見られるのかな」と意気込んでいた。

 吉川観光協会事務局の内藤潔さん(76)は「紅葉には少し早いが、それぞれのペースでゆっくり登山を楽しんでほしい」と話した。