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まちづくりと土木・建設フェア 働く車 楽しく体験 児童対象の絵画表彰も

バックホーの操縦体験。子どもたちが工事現場で働く建設機械に見て触れて楽しんだ
絵画コンクールで最優秀賞に選ばれた南能生小6年の田中音夢さんの作品「未来の糸魚川」

 イベントを通してまちづくりに関わる建設業の役割や土木工事、公共事業に理解、関心を持ってもらおうと、県建設業協会糸魚川支部(鈴木秀城支部長)は7日、糸魚川市南押上3の糸魚川建設会館で「まちづくりと土木・建設フェア2023」を開いた。

 会場は大型の建設機械が各種並び、実際に乗車や操作を体験できることから、子どもたちの人気を集めた。3歳男児の父親は「(子どもが)働く車が大好き。たくさんあると聞いて、来てみて良かった」と喜んだ。軽食コーナーや木工教室、抽選会などもあり、家族連れら大勢が来場した。

 併せて市内小学5、6年生を対象にした絵画コンクールの表彰式も行われた。鈴木支部長は入賞した児童らを前に「糸魚川のまちにいろいろな思いをはせながら描いてもらった。すてきなまちづくりに一緒に取り組んでいきたい」と話した。

 今年の応募数は8校219点。審査の結果、最優秀賞は南能生小6年の田中音夢さんの「未来の糸魚川」が選ばれた。作品は同会館の壁面に2年間掲示される。最優秀賞以外の入賞者名は14面に掲載。

絵画コンクールで最優秀賞に選ばれた南能生小6年の田中音夢さんの作品「未来の糸魚川」