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丹精込めた花出迎え 来場者の目引く 上越市内22カ所で上越オープンガーデンと花めぐり15日まで

雁木通りプラザで展示されている合同作品。会員たちが鉢を持ち寄った
大嶋典子さん(上越市本町6)宅は雁木の目の前に色とりどりの花を展示

 「上越オープンガーデンと花めぐり」(花のまち高田プロジェクト、オープンガーデン愛好会主催)が15日まで上越市内で開かれている。個人宅や事業所など22カ所でオープンガーデンを公開。丹精込めた花が来場者を出迎える。

 同イベントは春と秋に実施しており、秋はキクの仲間やヒガンバナ、サルビアなどさまざまな種類が咲く。オープンガーデン愛好会の内山千代子会長(同市本町5)は「それぞれの庭の個性を楽しんでほしい。爽やかな気候なので、三々五々に来てもらいたい」と話す。

 今夏は猛暑で花の手入れも一苦労。セージやバラなどを育てている大嶋典子さん(同市本町6)は「水やりも大変で、お日様が昇ると同時にしていた。その分咲いた喜びはひとしお」と話す。

 雁木通りプラザ(同市本町3)では合同作品を展示。15周年だった昨年に初めて行い、好評だったことから今年も続けている。会員たちが育てた鉢を持ち寄り一堂に展示。商店街を歩く買い物客らが足を止め見入り、撮影していた。

 公開中のオープンガーデンが載った「おでかけマップ」は駅や雁木通りプラザ、オーレンプラザなど公共施設で配布している。オープンガーデン来訪時はマスクの着用を呼びかけている。

 同愛好会は会員を随時募集中。入会希望、問い合わせは内山会長(電080・4334・4582)へ。

大嶋典子さん(上越市本町6)宅は雁木の目の前に色とりどりの花を展示
内山千代子会長宅(同市本町5)はヒガンバナをはじめ非常にたくさんの種類が花を咲かせる
ペットと一緒に花を観賞する人も(同市大町3、ファンシーM)