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「屋台村」に地域の食一堂 妙高あらいうまいもんまつり 催し多彩で盛況

にぎわいを見せる旧北国街道の会場(正午ごろ)
会場を練り歩くチンドン屋「レトロメロディ倶楽部」

 地域の優れた食を発信する「妙高あらいうまいもんまつり 街祭2023」が9月30日、妙高市中町のいきいきプラザ周辺、中心市街地の旧北国街道を会場に開かれた。新井地域を中心に地元20店舗が「屋台村」に出店し、自慢の味やご当地グルメを販売するなど、午前11時から午後8時までさまざまな催しが行われ盛況だった。

 初秋恒例のイベントは、新井商工会議所内「街なかにぎわい推進委員会 にぎわいの風」が主催。コロナ禍の影響があり、4年ぶりの実施となった。尾崎智也委員長は「皆さん楽しみにされていたのか、大勢の方に来ていただいた」と感謝した。

 石川県七尾市から応援出店があり、「能登の焼き牡蠣(がき)」を販売。チンドン屋「レトロメロディ倶楽部」が会場を練り歩いた。

 ステージは新井民謡保存会の演舞で開幕。「あらいばやし」では来場者が飛び入りで踊った。ジャグリング世界2位「Juggler Domino」さんによるジャグリングショー、松田聖子さんのそっくりさん「まねだ聖子」さんのものまねライブなどが好評だった。

 チャリティー試飲会として市内3酒蔵、君の井酒造、鮎正宗酒造、千代の光酒造の清酒が1杯100円で提供された。

 正午前に親子2人で来場した同市高柳の男性(47)は、焼き牡蠣などを味わい、「おいしいですね。お酒もあるので夜にも来ます」と笑顔で話した。

会場を練り歩くチンドン屋「レトロメロディ倶楽部」
「屋台村」に応援出店した石川県七尾市の有志。「能登の焼き牡蠣」などを販売した
新井民謡保存会の演舞。「あらいばやし」では来場者が飛び入りで踊った