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大人もほっこりして 30日まで「パンダのどすん」原画展 絵本作者の西村さん母娘来場者と交流も

「どすん」と「リンゾウ」の絵を手にする西村優美子さん(右)と藍衣さん
1日は多くの家族連れが原画の観覧に訪れた

 パンダの「どすん」と犬の「リンゾウ」の友情を描いた絵本『パンダのどすん ボクのおきにいり』(みらいパブリッシング)の原画展が30日まで、上越妙高駅西口のコワーキングスペース「フルサットアップス」で開かれている。時間は午前10時から午後5時(30日は同4時)まで。品川アート・プロ(上越市平成町)主催。

 作者は、上越市出身でさいたま市在住の西村優美子さんと娘の藍衣さんのユニット「handy」。初日の1日は2人が来場し、来場者の求めで絵本にサインをしたり、感想を聞くなどした。グッズや市内の菓子店と共作した瓦せんべいの販売なども行われた。

 西村さんがイラストを、藍衣さんがストーリーを担当。2人が好きなパンダと愛犬から着想を得て、日常感じたことやエピソードを物語にしている。

 2人は「大人も、ほっこりとした気分になってほしい。ゆっくり、のんびりでいいんだな、と思ってもらえたら」と話した。

 22日午後2時からは、「handy」の2人と上越市出身の絵本コーディネーター、東條知美さんによるトークイベント、絵本の読み聞かせ会を開く。11月には柏崎市の「絵本蔵 松涛」で原画展を開くことにしている。

1日は多くの家族連れが原画の観覧に訪れた