文字サイズ

上杉謙信や風景描く 10月1日まで早津輝雄さん 水彩50点を展示

節目となる15回目の作品展を開いている早津さん

 上越市春日新田2の早津輝雄さん(79)は10月1日まで、同市土橋の市民プラザで第15回水彩画展を開いている。郷土の武将、上杉謙信や地域の風景、動物などを描いた約50点を展示している。開場時間は午前9時から午後6時(最終日は同5時)まで。

 早津さんは描いた作品にストーリーをもたせる「絵小説」として制作している。馬を慈しみ会話する女性や退職した夫婦が林の中を散策する姿など、内容を絵に添えて紹介している。謙信を描いた作品も多数出展しており、林泉寺の門前で掃除をする若き日の姿を描いたものもある。

 今回は15回の節目の展示でもあり、過去の作品や「第一義」の文字を書いたひょうたんなどを展示している。賛助出品としてデザイナーの宮川礼子さんの作品を一昨年に続いて出展、早津さんの絵をプリントしたTシャツなどが飾られている。

 展示した作品は希望者に配布しており、前回で終了する予定だったが好評につき今後も継続するという。早津さんは「20回目までは続けたい」と今後への意気込みを話した。