文字サイズ

昨年12月から酒気帯び運転3件 職員の行動指針 公表 上越市 飲酒後の車内仮眠禁止 職場懇親会など報告

 上越市は昨年12月から市職員による酒気帯び運転が3件発生したことを受け、根絶に向け職員の行動指針を策定、25日に公表した。

 市職員による酒気帯び運転は昨年12月と今年3月、8月に発生。うち1件は職員が警察に現行犯逮捕された。25日には8月に酒気帯び運転をした職員1人を5カ月の停職処分とした。

 公表された指針では、3件中2件に車内での仮眠が見られたことから、「運転を前提とした飲酒後の車内での仮眠禁止」といった具体的な事項まで定めている。また、職場における懇親会などは、所属長に報告することとしている。

 中川幹太市長は「全ての職員に対し、本指針に基づく行動を日々徹底するよう強く指示した。市民の皆さまからの期待と信頼を一日も早く取り戻すことができるよう、職員と共に一丸となって再発防止に取り組んでいく」とコメントを出した。