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晩生枝豆収穫始まる 大潟ナショナルカントリー 収量少なめ味は上々

晩生の枝豆「肴豆」を収穫(25日朝)

 大潟区潟田の農事組合法人大潟ナショナルカントリー(竹田稔代表理事)で晩生(おくて)の枝豆「肴豆(さかなまめ)」の収穫が行われている。今年は夏の猛暑と雨が降らなかった影響で、収穫時期が例年より遅く、収量も少なめだが、味は乗っているという。契約しているイチコ(本社・上越市本町1)各店で販売している。

 同法人では7月初旬の早生(わせ)品種からピークの8月を挟み約3カ月間、11種類の枝豆を収穫している。複合経営で2000(平成12)年から開始し、現在は10ヘクタールに拡大。産地・ブランド化を目指し、まとまった栽培を展開している。

 イチコの竹内寿代表取締役会長からのアドバイスで堆肥を入れて土壌改良し、土の力により味の乗りが一段と増したという。店頭では「おおがた豆」の商品名で並ぶ。おおむね10月第2週ごろまで。竹田代表理事(52)は「上越産の枝豆がブランドになり、(産地の)黒埼に負けないぐらいになってくれれば」と話している。