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男子中郷、女子新井V 懸命な走りたすきつなぐ 妙高市・上越市中学合同駅伝大会

スタート後、グラウンドを1周する男子の1区走者
新井総合公園内の芝生上を走り抜ける1区走者

 第8回妙高市・上越市中学校合同駅伝競走大会が21日、妙高市錦町の新井総合公園周辺特設コースで行われた。両市の男子17校21チーム、女子14校16チームが出場し、熱い継走を見せた。

 11月2日に小千谷市で行われる県大会の出場権を懸けた上越地区大会(10月12日、新井総合公園)を見据えたレース。市内大会は選手数減、チーム数減に伴い今回が最後となり、来年からは糸魚川、柏崎刈羽を含めた地区大会スタートに一本化される。

 選手は仲間や家族の声援を受け、男子は5区間12・4キロ、女子は4区間9・0キロを、懸命な走りでつないだ。

 女子は新井が妙高高原の連覇を止め、2017年以来6年ぶりの優勝を果たした。1区走者で主将の相浦依莉紗選手(2年)は「前半から前に出て、そのまま一番でゴールができて良かった。前半で逃げ切るという作戦が当たった。みんながいい記録を出せた」と勝因を語った。2位は妙高高原、3位は中郷だった。

 午後から行われた男子は中郷Aが終始トップを守り、4年ぶりの優勝。アンカーの岡田幸輝選手(3年)は「チームのみんながつないでくれたたすきを、トップのままゴールにつなげて良かった」と振り返った。2位は新井、3位は板倉A。

 結果は次の通り。

 【男子】

 ▽5区間12・4キロ (1)中郷A(山崎玲士、宮尾大稀、相浦友哉、杉山丈慈、岡田幸輝)40分24秒(2)新井(亀井瑛人、岩崎蒼琉、田中晟悟、岡田綾汰、小嶋心哉)42分46秒(3)板倉A(鈴木改汰、藤巻健太、山田夏希、宮腰孝太、山崎友親)43分46秒(4)城東(5)直江津東A(6)直江津(7)城北A(8)妙高高原(9)上越教育大附属A(10)妙高(11)三和(12)春日(13)板倉B(14)大潟町(15)頸城(16)名立(17)城北B(18)城西(19)直江津東B(20)上越教育大附属B(21)牧

 ◇区間賞

 ▽1区(3・4キロ)山崎玲士(中郷3)11分18秒▽2区(2キロ)丸山冬悟(直江津2)6分9秒▽3区(2キロ)相浦友哉(中郷2)6分29秒▽4区(2キロ)杉山丈慈(同3)6分16秒▽5区(3キロ)岡田幸輝(同3)9分57秒

 【女子】

 ▽4区間9キロ (1)新井(相浦依莉紗、竹内絢菜、石田心優、永井そら)35分10秒(2)妙高高原(後藤ゆいか、岡田雫、椎葉海絵、野呂梨渚奈)36分16秒(3)中郷(内田桜葉、岡田千穂、岡田結、丸山瑠那)36分22秒(4)上越教育大附属A(5)城東(6)板倉(7)城西A(8)直江津(9)直江津東(10)大潟町(11)春日(12)頸城(13)城西B(14)上越教育大附属B(15)城北(16)妙高

 ◇区間賞

 ▽1区(3・4キロ)相浦依莉紗(新井2)13分5秒▽2区(1・6キロ)竹内絢菜(同1)6分20秒▽3区(2キロ)石田心優(同1)7分28秒▽4区(2キロ)野呂梨渚奈(妙高高原3)7分34秒

新井総合公園内の芝生上を走り抜ける1区走者