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障害者就労で意見交換 日々の業務、悩みな  ど共有 上越地域の 雇用企業

障害者を雇用する企業の雇用担当者らが情報交換した

 「障がい者雇用企業情報交換会」が15日、上越市仲町4の高田ターミナルホテルで開かれた。障害者を雇用する上越3市の企業14社が参加し、日々の業務における悩みや疑問を話し合った。

 主催は障害者の就労と企業・団体の障害者雇用を支援する「障がい者就業・生活支援センターさくら」(上越市寺町2)。障害者雇用に関する企業の情報交換の場として毎年開いている。

 同日は初めに、大和電建(三和区野、本山秀樹社長)の常務取締役、本山敬子さんが話題提供。同社で働く障害者3人の労働環境や課題、解決に向けた取り組みを紹介した。

 3人の障害は身体、精神とさまざま。本山さんは、各人の特徴を理解し、コミュニケーションを重ね、できることを精査しているとし、「本人の成長したいという思いと意欲を受け入れる土壌をつくりたい」と述べた。

 この後は4班に分かれ、グループワークで各社の取り組みを共有した。

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