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鎌使って手刈り 有田小5年生 収穫の喜び実感 上越市

黄金色に実った稲を鎌で刈り取り

 上越市立有田小(野田晃校長)の5年生100人は13日、学校近くの田んぼで稲刈りをした。不慣れな鎌の扱いに苦労しながらも、収穫の喜びをかみしめた。

 5年生は総合学習と社会科の授業の一環で稲作に取り組む。秋山正一さん(同市三田新田)の水田を借り、コシヒカリを栽培。収穫作業では秋山さんや地元農業者のボランティア、保護者らが参加し、学級ごとに刈り取りをした。

 稲刈り鎌を使った刈り方は稲をつかむ手の向きが重要で、鎌で親指を切らないよう注意しながら刈り取った。大地からの恵みを無駄にしないよう、刈り取り後に落ち穂を丁寧に拾った。

 山田心音君は「茎が硬くて大変だった。収穫したコメはおにぎりにして食べたい」と話していた。