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糸魚川市根小屋「十二社秋季祭礼奉納相撲」 大人も児童も取組 白熱 拍手・声援 土俵に活気

大人から子どもまで白熱の取組を繰り広げた

 糸魚川市根小屋に古くから受け継がれている「十二社秋季祭礼奉納相撲」が12日に行われた。地域の大人たちや地元の市立根知小児童らが参加し、白熱の取組で観衆を沸かせた。

 秋季祭礼は毎年9月12日の伝統行事で、にぎやかな相撲で神への感謝と豊作を祈願している。新型コロナウイルス感染症の影響で4年ぶりの本格実施となった今年の奉納相撲は、大人から子どもまで力の入った取組が続き、根知小の飯田美輝夫校長らも参加して土俵は活気にあふれた。

 拍手や声援が飛び交う大盛り上がりの一方で、用意されたわたあめや金魚すくいなどを喜ぶ子どもたちの姿も目立った。清水三知明・根小屋区長は「これだけ盛大にやることができた。区民の皆さんが待ち望んでいたのだと思う」と笑顔で話した。