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定演前のオープンリハ 上越交響楽団 本番より楽しめる

本番約2週間前に練習を公開。私服姿が本番との違い

 上越交響楽団(古海法雲団長)は17日午後2時から、上越市新光町1の上越文化会館で第87回定期演奏会を開く。先立つ2日、本番に向けた練習を公開するオープンリハーサルを、同市本城町の高田城址公園オーレンプラザで開いた。

 この日はチャイコフスキー「交響曲第6番『悲愴』」など定期演奏会の曲目を順番に演奏。曲を作り上げる過程を鑑賞できる。途中の入退場も自由で、気軽にクラシックコンサートの雰囲気を楽しむ機会ともなっている。

 オープンリハーサルはオーレンプラザが自主事業として、定期利用団体の同団と上越市民吹奏楽団の事前練習公開を行っている。古海団長は「(観客がいることで)本番同然の緊張感が味わえる」と団にとってのメリットを説明。「初めての人でも事前に旋律を聴いていれば、本番をより楽しめる。お客さんに喜んでもらえれば一番うれしい」と話した。

 定期演奏会の入場料は1000円(高校生以下無料)。上越文化会館、二葉楽器、妙高市文化ホールで販売している。