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スポーツ

真剣な中にも楽しくプレー 3県9チーム 暑さ対策し試合 北信越生涯野球還暦大会

3県9チームを代表し選手宣誓する上越ライフロング野球クラブの太田主将
試合前の握手を交わし、あいさつをする白山メッツ(左)と上越ライフロング野球クラブの両チーム(提供写真)

 第22回北信越生涯野球還暦大会が8月27日、上越市高田城址公園野球場など3会場で行われた。地元の上越ライフロング野球クラブをはじめ新潟、富山、石川3県の各3チーム、計9チームが出場し、対戦を通じ親睦を深めた(長野県は棄権)。

 大会はコロナ禍などによる中止を挟み4年ぶりの実施。〝生涯野球小僧〟を自負するナインが集まり、真剣な中にも仲間と楽しみながらはつらつとプレーした。

 試合に先立って全チーム参加した開会式で大会会長の大倉睦夫新潟県還暦軟式野球連盟会長は、猛暑を心配しながら「暑さを吹っ飛ばし、熱中症に気をつけて無理せずプレーを」と健闘を期待した。

 選手を代表し、上越ライフロング野球クラブの太田徳夫主将(67)が「子どもの頃からエースで4番と逆転サヨナラ満塁ホームランを打つことを求めてやっていたらこの年になった。4年ぶりに大会が開催されることを大変うれしく思う。野球が好きでユニホームを着てグラウンドに立てていることを誇りに思う。関係者や遠方よりお越しのチーム、選手にリスペクトの気持ちを込め、精いっぱいのプレーで表現する」と選手宣誓した。

 3会場に分かれて3チームのリーグ戦を行い、上越ライフロング野球クラブはAブロックで2戦2勝し、2大会連続8度目のブロック優勝を果たした。

 上越勢の結果は次の通り。

 ▽Aブロック第1試合



上越ライフロング

 10212|6

 10131|6

白山メッツ(石川)



 (同点で監督によるじゃんけんで上越の勝利)

 (上)佐藤、堀田、加藤―浅野

 (白)西田、六郎木―中村

 ▽本塁打 桶波、米本(白)▽三塁打 塩栗(白)▽二塁打 細谷(上)中出(白)

 ▽第2試合



氷見フレンズ(富山)

 00010|1

 2210×|5

上越ライフロング



 (氷)田中、針木―野崎

 (上)加藤、堀田、鴨井―浅野

 ▽本塁打 新保(上)▽三塁打 布施(上)▽二塁打 浅野(上)

 ▽第3試合

白山メッツ10―3氷見フレンズ

 ▽Aブロック順位 (1)上越(2)白山(3)氷見

試合前の握手を交わし、あいさつをする白山メッツ(左)と上越ライフロング野球クラブの両チーム(提供写真)
Aブロック第1試合、上越―白山、一回表、上越の1番小野基博選手の打撃(提供写真)