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北陸新幹線敦賀延伸 関西からの誘客期待 かがやき停車・在来線と連動 引き続き要望 上越3市長コメント

 JR東日本と同西日本から8月30日、北陸新幹線の金沢―敦賀間の延伸開業が来年3月16日と発表されたことを受け、上越3市の市長がコメントを発表。関西方面からの誘客増加や受け入れ体制強化など観光振興への期待と決意、速達型「かがやき」の停車や在来線との連動、促進などにあらためて強い思いをにじませた。

 中川幹太上越市長  敦賀延伸が予定通り来年3月に決まり、関西方面からの誘客増加が期待できると歓迎している。今回、上越妙高駅への「かがやき」停車がかなわなかったが、引き続き、県や沿線自治体と連携し、国やJRに要望していく。

 米田徹糸魚川市長  糸魚川駅での現行の停車本数が確保されたことはまずは喜ばしいと思っている。金沢―敦賀間の開業によるアクセス時間短縮の効果を生かし、関西方面から当市への観光誘客、大糸線の観光利用の促進を一層強化していく。

 城戸陽二妙高市長  北陸新幹線の敦賀延伸は関西圏からの人流拡大に寄与するものであり、大いに期待している。市としてはこの好機を逃すことなく、地域が一体となり通年観光の推進と良質な受け入れ体制の構築を図っていく。