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『坂口謹一郎ものがたり』 マンガ再販 功績語り継ぐ 9月1日から坂口記念館で

 発酵学の世界的権威で酒博士として知られる上越市出身の坂口謹一郎(1897~1994年)の功績や、人となりをまとめた『マンガ坂口謹一郎ものがたり』=表紙=が再販売されることになった。

 同博士の生誕120周年記念事業の一環で、平成30年3月に発行されたもの。売り切れの状態だったため、次代を担う子どもたちに語り継ぎたいと、「発酵学の父 坂口謹一郎顕彰会」(小林元・会長)が中心となり、5年ぶりに増刷(第2版)する。

 冊子はA4判、34ページあり、価格は税込み500円。マンガ家はペンネーム・イトウヒロシさん(日本アニメ・マンガ専門学校非常勤講師)。1000部を増刷し、200部を一般販売する。残り800部は顕彰会の学校派遣授業で児童生徒や、顕彰会賛助会員らに配布する。

 販売再開は9月1日から、頸城区鵜ノ木の坂口記念館(電025・530・3100)で。午前10時から午後4時まで。休館は月曜や祝日の翌日。