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遊び、運動伸び伸び 「もっと!アソビバ!」早川地区で初開設 屋内広場で思い思いに 糸魚川市

下早川地区公民館に開設された遊び広場「もっと!アソビバ!」。バランスボールを使った運動なども親子で楽しく体験した

 0歳から小学生までの子どもと保護者を対象に、糸魚川市内で実施している屋内の遊び広場「もっと!アソビバ!」が27日、同市上覚の下早川地区公民館で開かれた。

 午前9時30分から午後3時30分まで開設し、生後2カ月から小学2年生までの親子ら約70人が訪れた。全館を会場に、和室では涼みながら木のおもちゃや絵本でゆったりと過ごし、軽スポーツ場では駆けっこや遊具を使って思い切り体を動かして自由に遊んだ。バランスボール教室も開かれ、講師に習って、バランスボールを使った運動を親子で楽しく体験した。

 早川地区での「アソビバ」開設は初めて。休日で父親や家族そろっての来場が目立ち、今回初めて利用した親子らも多かった。1歳の双子姉妹の父母は「家から近かったので来てみた。広い所で伸び伸びと遊べて子どもたちも楽しそうだった。また機会があったら行きたい」と話した。

 「アソビバ」はNPO法人すいみぃ(同市能生、池田七菜代表理事)が市の委託を受けて昨年度から実施している事業。市内の各会場で、対象年齢に応じた遊びや催しなどを用意して運営に当たっている。本年度は6月に2日間実施済み。来年2月まで全9日間行う予定。次回は10月22日に旧木浦小で行う。

◇7月に連続開設 日平均27人利用

 また、本年度計画に追加して7月10~20日までビーチホールまがたま(スタジオ)で、同22~30日まで青海総合福祉会館ふれあい(多目的ホール)で平日、土日を含めて連続開設を行った。市こども課によると、計19日間で親子合わせて517人の利用があった。1日平均にすると27人。

 各会場では駅北子育て支援複合施設の計画策定に関する資料収集にアンケートも実施している。