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5年ぶり全国挑戦 陸上・上越はね馬クラブ 9月の全国大会に出場  中川市長表敬し意気込み

中川市長を表敬訪問した上越はね馬クラブの選手と金井代表
選手らが全国大会への抱負を述べた

 日清食品カップ第39回全国小学生陸上競技交流大会(9月16~18日、横浜市・日産スタジアム)に「上越はね馬クラブ」が出場する。28日には選手らが上越市役所の中川幹太市長を表敬訪問し、大会への熱意を伝えた。

 同大会は全国の児童に陸上競技の楽しさ、良い関係づくりやマナーを伝える目的で例年開かれている。本県では7月9日に新発田市で予選大会が開かれ、同クラブが男女混合4×100メートルリレーで見事に1位。5年ぶりに全国への出場権を手にした。5年前は男子4×100メートルリレーで全国制覇している。

 表敬訪問には同リレー選手の6年生5人と保護者、金井弘明代表らが参加。選手が一人一人、大会への決意を表明した。上越教育大附属小の加藤雪乃選手(12)は「仲の良さがチームの強み。全国へ向け、バトンパスの練習を集中的にやっている。(予選大会のタイム55秒25を上回る)52秒台を目指したい」と抱負を述べた。金井代表(62)は「実力通りの走りで県一番になったことは喜ばしい。全国では楽しく走ってくれたら」と期待した。

 中川市長は「競技は自分との戦い。その時の結果を認め、頑張ってほしい」とエールを送った。

 同クラブは1996(平成8)年、上越市陸上競技協会のジュニア教室として発足。本年度は上越、妙高両市の小中学生216人が登録し、週1回の練習に励んでいる。

 全国大会出場メンバーは次の通り。

 ▽男女混合4×100メートルリレー 加藤雪乃(上越教育大附属)細野杏(同)平井絆斗(中郷)宮川莉珠(有田)柳澤大一(飯)

選手らが全国大会への抱負を述べた