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人とのつながり、支え合いを 糸魚川市民のつどい福祉大会・ボランティアフェスティバル 多世代が来場

各種物販でにぎわう「ふれあいマルシェ」
高齢者疑似体験で装具を身に付けた子どもたち

 第19回糸魚川市民のつどい福祉大会・第17回ボランティアフェスティバルが26日、糸魚川市寺町4のビーチホールまがたまで開かれた。「ひとと人とのつながりで、ささえあい」をテーマに実施し、式典やマルシェなどに幅広い世代が来場した。

 同市社会福祉協議会が主催、同市と市ボランティア連絡協議会が共催。

 午前中の「ボランティアフェスティバルふれあいマルシェ」は家族連れなどで盛況。市内福祉施設や各種団体による物販、スカットボールや防災グッズ作りなど体験コーナーはにぎわい、特別支援学校などによるパネル展も目を引いていた。

 高齢者疑似体験で装具を身に付けた市内の女子中学生(15)は「動きにくくて、大変」と感想を話した。

 午後からは式典、演芸家の江戸家猫八さんによる記念講演など。同社協の金子栄一会長は、少子高齢化や核家族化、高齢者のみ世帯の増加、新型コロナの影響に触れながら「人とのつながりを持つ機会が減少し、これまで以上に人と人とのつながりが強く求められている。地域福祉、在宅福祉の推進や互いに助け合うボランティア精神がますます重要」などと呼びかけた。

高齢者疑似体験で装具を身に付けた子どもたち
式典では、社会福祉活動に長年にわたり尽力した15人を表彰した

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